春日部市・蓮田市・白岡市・杉戸町の4自治体で利用可能な埼葛斎場

埼葛斎場の運営者は事務組合埼葛斎場組合によって運営

埼葛斎場は埼玉県春日部市内牧にある公営斎場です。関連地域は春日部市・蓮田市・白岡市・杉戸町の4自治体です。埼葛斎場組合という一部事務組合によって運営されています。埼葛斎場組合の前身は春日部町とその周辺の5村で構成された伝染病管理および火葬施設の管理組合として昭和29年に設立されています。その後岩槻市が独自で伝染病の管理施設を建設したため、火葬業務のみを取り扱う事務組合が創設されました。現在では岩槻市がさいたま市との合併により脱退したため、春日部市・蓮田市・白岡市・杉戸町によって構成された組合となっています。

現在の埼葛斎場は平成19年に供用可能に

現在の埼葛斎場は平成19年にリニューアルオープンされた比較的新しい施設です。周辺環境との調和を図った環境にやさしく葬儀を行うのにふさわしい施設となっています。埼葛斎場には火葬を行うための火葬炉が8炉、また動物の火葬を行うための小火葬炉が1炉あります。また、葬儀を行うための葬儀専用式場が1室あり同施設内でも葬儀を執り行うことができます。

埼葛斎場の利用料金は

埼葛斎場の利用料金は火葬炉の利用の場合10,000円(12歳以上の遺体)、ただし関連地域住民(組合を構成する春日部市・蓮田市・白岡市・杉戸町の住民)でない場合には60,000円がかかります。式場の利用は通夜もしくは告別式のみを行う場合には25,000円です。また通夜から告別式まで通して行う場合には50,000円がかかります。通夜と告別式を行う際に遺族や喪主の方が宿泊する際には更に10,000円が必要です。また式場を利用する際に利用者が上記の関連地域住民でなかった場合には費用が2倍になります。

安心して利用できる葬儀式場、公営斎場

公営斎場での葬儀は一般的にはあまり知られていないことが多いですが、最近では特に人口の多い自治地帯において公営斎場(火葬施設)に葬儀式場が併設されていることが多くあります。その背景には葬儀が自宅や地域の施設で行うものから、葬儀専用の式場で行うものに変化しているということがあるでしょう。最近では葬儀のおおよそ8割近くが葬儀専用の式場で行われています。そのため自治体のお悔やみに関するサービスとしてこうした公営斎場での葬儀式場の貸し出しが増加しているのです。
公営斎場での葬儀の利点は式場の利用料金の透明化やお通夜から火葬まで同一の施設でスムーズに行うことがあります。一方で公営斎場は立地の条件から多くの弔問客が訪問するには不便な場所にありますが、近年では一般弔問客を伴わない家族葬の割合が増加しているため、公営斎場の式場の利用は今後増加していくことが見込まれます。

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